記事詳細

「サイバーリスクを経営判断に変える」セキュリティ情報メディア

壁紙アプリに隠されたバックドア、セキュリティをすり抜ける
インシデント速報 • 読了 2 分

壁紙アプリに隠されたバックドア、セキュリティをすり抜ける

アバター画像

secure-clip_編集担当

ライター


この記事のポイント

  1. 中国製の壁紙アプリに見せかけたマルウェアが発見されました
  2. セキュリティソフトの除外設定を悪用し、検出を回避する手法が使われています
  3. 従業員への警告と、アプリの厳格な管理が必須です

ロシアのセキュリティ企業Kaspersky が、『Silver Fox』という犯罪グループによる新たな攻撃を報告しました。彼らは『QN Wallpaper』という正規の中国製壁紙アプリに、『ValleyRAT』というバックドアマルウェアを隠して配布しています。

この手口の巧妙な点は、正規企業による署名を持つため一見安全に見え、従業員がセキュリティソフトの除外リストに登録してしまうことです。除外リストに入ると、セキュリティソフトはそのアプリを監視しなくなり、マルウェアが自由に動作できます。

企業は従業員に対し、むやみにアプリをセキュリティ除外リストに追加しないよう周知し、必要な場合は管理者の承認を必須とすることが重要です。

よくある質問

うちの会社も対象になる可能性はありますか?
はい。従業員が個人的にアプリをインストールできる環境なら、誰でも被害を受ける可能性があります。特に中国製アプリのダウンロードに注意が必要です。
セキュリティソフトの除外設定はなぜ悪用されるのですか?
除外設定は本来、重い業務用アプリの検査を省略して処理を速くするためのものです。犯人はこの弱点を狙い、アプリをそこに登録させます。
今すぐ取るべき対策は何ですか?
従業員にセキュリティ除外設定の安易な追加を禁止し、IT部門を通じた申請制にしましょう。未知のアプリのインストールも制限することをお勧めします。
情報源:The Hacker News
本記事は上記情報を元に編集部が翻訳・要約・編集したものです。原文の正確な翻訳を保証するものではありません。

関連トピック